投資信託を探す
投資信託の数は楽天証券やSBI証券で取り扱っているものだと2600もあります。どれを選べば良いのか迷いますよね。
私は先進国株および全世界株を対象としたインデックスファンドを中心に投資を行っています。巷ではアメリカ株が人気のようです。このような情報から検索するのもの良いのですが、まず最初にかけるフィルタがあります。それは[つみたてNISA]対象であるという項目です。
つみたてNISAの口座開設には1ヶ月から2ヶ月かかることがありますので、証券口座ができた時点ではまだ開設が完了していません。しかし、検索条件で[つみたてNISA]を選択することは、口座の状況にかかわらず可能です。つみたてNISAで認められている投資信託に絞ることによって、金融庁が認めた長期投資に適した低コストファンドのみが残ります。10/6時点で、楽天証券・SBI証券ともにつみたてNISA対象になっているのは162ファンドですので、全体の約7%にまで一発で絞ることができるというわけです。
次に選択する項目は[世界株式]です。この段階で50強くらいまで絞ることができます。投資先を株式にするか債権にするか、国内中心が良いのか海外中心が良いのかは、個人の価値観やリスクの許容度に依るところが大きく、将来のリターンを予測することも難しいですので、どれが正解かはわかりません。債権と株式については別の機会にしたいと思いますが、全世界株式の時価総額の割合は約83%程度が日本を除く先進国、7%が我らが日本で、残り10%程度が中国やインドなどの新興国となっています。私は新興国の伸びに期待しながらも、それだけに集中投資する根性がないために全世界対象のファンドを投資の中心に据えました。しかしながら、全世界対象のファンドは数が少なく、先進国株と比べると価格競争が少なかったためにコストが若干高めでしたので、比較の意味も込めて先進国株のファンドも購入しています。
繰り返しになりますが、全世界の80%強が先進国株ですので、迷ったら先進国株で良いかと思います。全世界と先進国では先進国の方が低コストであるためです。
しかしこの辺りまで絞れば、あとはどれを選んでも大ハズレは回避できます。この中で他の人の意見を参考にするのもアリです。他の人の意見とは販売ランキングや純資産の額です。販売ランキングは今売れている人気度、純資産はこれまでの累計に対する人気度です。今の売れ具合はともかく、純資産が100億円を下回っているようなファンドは、最近設定されてるものではない限り、やめておいた方が良いです。長期保有するつもりでも運用会社の都合で途中で解散する可能性が否定できないためです。
最後に私が毎月定額の積み立て投資を行っているファンドは以下の銘柄になります。
- eMAXIS Slim先進国株式
- eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
- eMAXIS Slim先進国債権
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
債権やバランス型を組み入れている理由については、改めてお伝えできればと思いますが、8割程度を先進国株と全世界株の購入にあてています。
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