楽天銀行の未成年口座開設は面倒でした!!

2021年1月22日

2024年に廃止されることが決まり、逆に注目されることとなったジュニアNISAを活用すべく、昨年子供名義の楽天証券口座を開設していましたが、入金のために本人名義の銀行口座が必要(登録親権者名義の口座からの入金も可能でした)とわかりしばらく放置していましたが、年初にやる気を呼び起こして子供名義の楽天銀行口座を開設する手続きを行いました。ようやく口座が使える状態にたどり着いたのですが、結論だけお伝えすると未成年口座として楽天銀行はお勧めできないということがわかりましたので、本日はその詳細をお知らせします。

メリットは特にない

私は自分用の銀行口座としても楽天銀行口座を利用しています。それはいくつかのメリットを享受するためのものでありますが、メジャーなものとしてはハッピープログラムで投信保有ポイントをもらえることです。その次にくるのがマネーブリッジ設定により普通預金の金利が0.1%になる点です。しかし、私の子供はまだ未就学児で当然ですが楽天会員ではありませんのでハッピープログラムは適用されませんし、楽天証券の未成年講座ではマネーブリッジは利用できません。このため、特に楽天銀行を選択する必要性はありませんでしたが、なんとなく楽天証券を選ぶなら楽天銀行がいいかなと思い、気軽に進めてしまったのですが、思いの外面倒な結末が待っていました。なお、未成年口座に私自信の口座で受けているメリットを欲しいわけではなく、詳しく証券会社や銀行のサービスを調べたわけでもありませんので、メリットがなかったこと自体が残念なわけではありません。

口座開設手続きはいたって普通

まず、Webから申込者の情報を入力し、本人確認書類と保護者の本人確認書類を送るだけです。至って普通でなんの違和感もありませんでした。成人の口座であれば本人確認書類の提出もオンラインで完結します。未成年口座の場合は本人と保護者の本人確認書類を提出する必要があり、当然子供の運転免許証とかありませんから保険証となにかみたいな感じで2点出さないといけなかったりします。それが面倒で私は世帯全員分の住民票で済ませました。世帯全員分の住民票であれば親子の本人確認書類があわせて1点で済みます。

口座利用開始の手続きに難あり

ようやく口座開設が完了し、利用開始の案内が届きました。同封されている案内に従って進め、ログイン名やパスワードの設定が終わったところで、ワンタイムキーを受信するためのメールアドレスを入力する画面が出てきました。未成年口座ですから、私のメールアドレスを入力したところ[そのメールアドレスはすでに利用されています]的なエラーが、、、 そりゃそうです。私のメールアドレスなので、私の口座で使っています。おそらくこれは個人が複数の口座を実質的に管理できないようにして、特殊詐欺などに利用されることを回避したいということなんでしょうが、普通は子供にはメールアドレスってないと思うんですよね。この点をどう考えているんだろうかと疑問をいただきました。

ちなみに、楽天銀行はこのような未成年口座募集のページを準備しています。

https://www.rakuten-bank.co.jp/account/jyoshi/baby/

是非このページに[楽天銀行に登録済みではないメールアドレスが必要です]と表記していただきたいです。

私は独自ドメインのメールを運用していますので、子供のメールアドレスをすぐに作って全部私宛に転送するようにしましたので管理しなければいけないユーザ名やパスワードが増えずに済みましたが、フリーメールアドレスを追加で入手しないといけない人がほとんどだと思います。

では使いやすい銀行は?

すみません。この点はまだ調べていません。口座開設のしやすさではやはりゆうちょ銀行とかでしょうか?私の子供もお祝いやお年玉をいれておくためのゆうちょ銀行口座を妻が管理しています。ただ、いちいち窓口やATMに言ってられませんので、オンラインサービスを使おうとした時に同じようにメールアドレスの一貫性を見られるかも知れないです。

私はジュニアNISAのためだけに未成年口座を開設しました。やや苦労しましたが使える状態にはなりましたし、ある程度まとめて子供の銀行口座に移し、その後楽天証券のジュニアNISA勘定に移しておいてつみたて購入する形を考えていますので、もう困ることはないでしょう。そのまま使います。

困るとしたら、私が急死した時に妻がログインできないことでしょうから、日頃から準備している私が死んだ時にやることリストを更新しておきました。ログイン情報の再発行等を楽天銀行と楽天証券に依頼するように伝えておくとともに、忘れないようにチェックリスト形式にしてプリントして生命保険証書等と同じ場所に保管しています。

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