生活資金と投資資金

2020年9月17日

投資にはリスクはつきものですので、当然ですが暴落することもあります。直近では新型コロナウィルス感染拡大に伴って30%程度の大きな下落がありましたし、2008年にはリーマンショックで50%程度下落ました。

しかし、いつかは戻ってくる、持ち続けていれば損はしないと信念を持ち、このような場合においても持ち続けることが重要です。私はむしろ20%程度下落したあたりから買い増しに走りました。

持ち続けるには暴落した時に売却したくなる欲求に耐えられなければなりません。そのためには生活に困らない程度のお金を持っておく必要があります。

私は目安として、精神的に窮屈にならない程度に切り詰めた時に必要な出費の6ヶ月分程度をすぐに使える普通預金等で保持しておくことをお勧めします。6ヶ月程度あれば会社の倒産など不幸なイベントがあっても、多くの人は次の収入のあてをつけられると考えているためです。

6ヶ月分の生活費から残りを投資資金としてリスク資産の購入に充てても良いわけですが、いきなり全額を投じるとショック相場で売ってしまう可能性がありますので、初期投資は半分以下に抑えるべきだと考えています。

そうすれば、相場が下がった時にも買い増す余力があり、むしろ楽しみになったりもします。

初期投資のあとに残った投資資金は3年程度をかけて積み立てていくのが良いかと思いますが、投資経験のある方であればショック慣れしているでしょうから最初から全額を投じるのもありです。