【続報】SBIソーシャルレンディング不正疑惑
本日、朝イチで「SBISL不動産担保ローン事業者ファンド」の運用に関するお知らせが届きました。内容はこちら。

毎月1日と16日から募集が始まる常時募集型のファンドで、今回もロールオーバーかと思っていたところ、私だけではなくて事業全体を一時停止しているようです。ロールオーバーは貸付募集に対して、借受金額が少なかった場合に発生し、次の同種のファンドへ自動的に資金が繰り越されるものです。比較的低リスクだと思っていたのですが、これを止めるということは他のファンドもすべからく止まるという意味でしょうから、しばらく新規の募集はかからないということでしょうか。
このお知らせを受け、個人的な意見ですが、場合によってはSBIホールディングスとしてSBIソーシャルレンディングの会社精算とかやりかねないなと思いました。
投資家向けにだけ発信された情報ですが、ファンド実績のページから確認することは可能です。

確かに2月2号は貸付0になっていますね。また、延滞の情報もこちらから確認できます。

こちらのページでは延滞中元本が4億円となっていますが、残りの5本のファンド元本も入れたら以前お伝えしたとおり、40億円の規模になります。これに対してSBISLの年間収入は推定7−8億円しかありませんので、固定費抜いた部分で考えるとSBISLだけでの弁済は不可能です。繰り返しになりますが、SBIホールディングスがどう動くか見ものですね。あと1−2ヶ月もすれば顛末もはっきりしてくるかと思いますが、また新着情報がありましたらお知らせしていきたいと思います。
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