タンス預金が100兆円ニュースで日銀の凄技を発見
Yahoo!ニュースネタです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/466d2e8c7eb5501a60e18b57d2814bf632e6706e
なんとタンス預金の総額が100兆円を突破したそうです。この記事によると家計の金融資産総額が2,000兆円に上り、そのうちの約半分がキャッシュで、株には200兆弱、投資信託に80兆弱の資金が入っているそうです。インデックス投資が広く知れ渡っていればこんなことにはならないと思うのですが、つみたてNISA口座がものすごく増えているニュースなんかも見かけましたし、もっと多くの人がお金で悩まなくても良いように社会全体の金融リテラシーを高めていかないといけないなと改めて思いますね。私もその一助になれれば非常に嬉しいです。
我が家と比較すると、大体4,000万円くらいあって、半分が現金で、400万くらい現物株です。ここまでは大体一緒ですが、900万くらいが投資信託なので大きく上回り、残りは500万が個人向け国債で、残りがSBISLとか保険です。全体の統計と比べると現金と株の比率は同じくらいになってきました。15年ほど前にちょっとだけ投資信託を積み立てていたこともあるのですが、しばらくは現金のみで過ごし、3年ほど前から再度投資に取り組み、ようやく全体の割合に近い感じになってきたようです。
今後のトレンドですが投資信託については、ジュニアNISAの枠を使い始めましたので、しばらくは大きく増えますし、現物株はこのブログのタイトルの通り100万円を毎年2倍にして10年後に10億円を目指していきたいと思っていますが、常に投資可能額(現状118万ほど)をフル稼働するわけではないので、増えるペースは山あり谷ありになると思います。ただ、2年ほど前から会社の持株会で取得した株を売却しない方針にしていますので、地味にこの部分の増加が今のところは大きいです。
しかし、経済成長・物価上昇の妨げになっているのは、改めて個人の預貯金志向と銀行の渋さによるものだなと思いますね。GDPを超える個人の現金資産のうち10%が眠っていて、残りの90%も預貯金になってると結局大部分は国債とかになっているでしょうから、政府や金融庁が預貯金から投資へと号令をかけるのもわかった気がしてきました。高齢世帯での現金保有が多いということはよく耳にしますが、一方で社会保障費が非常に多くかかっているのも高齢者ですから、現役世代から搾り取って高齢者に回す構造をやめていただいて、高齢者の中でやりくりして欲しいものです。いざ私が高齢者になったときに同じ考えを持っているかどうかはわかりませんが、たぶん受給側は誰が負担しているかとかどうでもよくて、負担する側が何に使われているか気になると思いますので、おそらく気にしなくなっていると思います。
ところで、このニュースの元となっている日銀の統計ですが、どんなものかと思って見てみました。
すると衝撃の事実が判明した!!最初はシート名の1から始まる連番はなんだろうと思っていたのですが、おそらく印刷時に綺麗に本になるようにシート名にページ番号を割り当てているみたいです。見開きで左側ページには左側に項目が書いてあるのですが、見開きで右側ページには項目が書いていませんので、デジタルのままでは非常に読みづらい!!ここに書いてある項目は難しくて私の頭脳で理解しきるのは難しいなということはわかり、日銀の偉大さを感じた一方で、こんなややこしいエクセルの使い方にも感心しました。
こちらが1ページ目のシート

こちらが2ページ目のシート

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