Kyashのすすめ
いきなりですが、サービスの公式ホームページはこちらです。
KyashはもともとVISAブランドのプリペイドカードでした。プリペイドカードといいながら、引き落とし元にクレジットカードを指定することができます。カードの種類は3種類あり、カード番号が発行されるだけのバーチャルカード、無記名式のKyash Liteカード、記名式でIC搭載のKyashカードとあります。バーチャルカードは実店舗でそのまま利用することはできず、Apple PayやGoogle Payの支払いカードとして登録しておき、QuickPayで利用することができます。Lite、Kyashカードはプラスチックカードが発行されますので、クレジットカードと同様に利用することができます。
Kyashを利用することによって、クレジットカードの利用ポイントに加え、Kyashポイントがもらえます。Kyashカードなら1%、バーチャルとLiteは0.5%の還元率です。クレジットカードで楽天カードを指定しておくと楽天ポイント1%とKyashポイント1%で計2%バックです。クレジットカードをそのまま使わずにこのKyashを通すだけで年間50万円利用であれば5000円ほどが戻ってして、KyashポイントはそのままKyash利用分の支払いに充てられますので、家族での外食1回分くらいにはなります。
バーチャルカードでもQuickPayでの支払いはできますので、コンビニ等日頃使いにおすすめです。また楽天やYahooショッピング、Amazonなど各社カードを出していますが、利用したいサービスのカードを持っていない場合にはオンラインショッピングでの利用にも向いています。私の場合は楽天カードがありますので、楽天では楽天カードを使いますがその他オンラインショッピングではKyashを使います。
私はKyshカードを持っていますので、週末に家族で外食する場合にも必ずKyashを使うようにしています。今後は国内ホテル利用が可能になったので、国内出張の宿泊時にも利用してポイントを稼ぎたいと思います。
Kyashは事前オーソリに対応していません。事前オーソリとはカードを提示した段階では利用枠をブロックされるのみで、実際の利用金額は後で決まる方法です。ホテルではチェックイン時にカードを提示することが多いのですが、この時には利用枠が抑えられ、チェックアウト時に確定した金額が決済されます。ホテル以外ではガソリンスタンドなども同様の方式を取っています。このため、ホテルやガソリンスタンドでは利用できません。(2020/10/2にKyashカードで国内ホテルと航空券の決済で利用可能になったと発表がありました。Liteは引き続き利用できません。)
また、月間で12万円を超えて利用しても、超過分のポイントはもらえません。このため年間でもらえるポイントは最大で14,400ポイントに制限されます。
また、Kyashライト、Kyashカード共に発行手数料が必要になります。それぞれ900円と300円です。この手数料をペイするのに必要な利用額はそれぞれ9万円と6万円です。すぐに回収できそうですね。たかが1%、されど1%です。私は年間で7-8,000ポイントほどを獲得しています。Kyashカードがホテルでも利用できるようになったので、今後は国内出張での宿泊でも利用していきたいと思います。
以前は登録したクレジットカードを使って、別のKyashユーザに送金すると言うことができました。手数料は無料です。
送金機能は現在も利用できるのですが、2020年9月に銀行口座への出金が可能になったタイミングで、クレジットカードから入金およびポイントから変換分については送金できなくなりました。
私は銀行口座と連携した入出金は利用予定がありません。クレジットカードのポイントがなくなるだけだからです。このため、クレジットカードを使って送金できなくなったのは痛手ですが、もしこの機能をそのままにしておくと、Kyashアカウントを2つ作ったり知り合いと共謀してクレジットカードからの送金して銀行口座に引き出し、ポイント瀬取りをする輩が出てくるものと思われます。このため、健全なサービス継続のためには致し方ない判断と思いますし、不正利用対策をきちんと考えられているなと感心します。なんちゃら口座の不正出金とは大違いですね。
今となってはQRコード払いの還元争いの方が還元率的には魅力的になっていますが、私はPaypayを使うのをやめました。理由は面倒だからです。レジでケータイのロックを解除してアプリを立ち上げるという操作が面倒なのです。1歳のちょろちょろする子を連れた時に、この一手間がかなりストレスでした。また、高還元率は一時的なものに止まると考えており、無駄にアカウントを増やしたくないという思いもあります。この辺りは人によって価値観がそれぞれ違いますので、なんちゃらPayの方が良いという方がいてもそれを否定するつもりはありません。
QRコード決済は使えるお店も多いのですが、KyashカードとApplePayの組み合わせでほぼ全てのVISA加盟店をカバーできるのに比べると、まだまだ感があります。私はより少ないサービスでより多い支払いをカバーしたいため、Kyash1本で+1%を得ると言う選択をしました。最大ポイントを狙っていきたいという方向けの考え方ではありません。財布やケータイ、アカウントをスリムにしたい人向けのご案内でした。
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