税金の種類

2021年1月24日

普段、税金のことを考えながら過ごしている人はあまり多くないかもしれませんが、私たちは意識していなくても様々な税金が課税されています。支払っていることを意識させないというのは非常によく考えられた仕組みで公共サービスや社会インフラが回っていると言えます。

特に会社員は給与から天引きされますので、意識しなくても納税の義務は果たしていることになります。しかし税金の支払いは自動的にされる一方で、多く払いすぎた税金を返してもらうには手続きが必要なことが多いです。天引きされる税金は余分に取られていることも多いということはあまり知られていませんが、年末調整で少し税金が戻ってくるのは同様の仕組みだからです。月々の給料は残業等で変動するため、少し多めにとっておき年末調整の時に精算しているわけです。年末調整は勝手に会社がやってくれますが、その他の制度は知らなければ本来戻ってくるお金が戻ってこないということになりますので、まずはそういった制度があることを知っておくことが重要です。

詳しい情報はインターネットを使っていろいろ調べられますので、本サイトでは各種制度の概要や使い所をできるだけ簡単にお伝えしてます。ここで税金の種類や軽減の仕方を押さえていただき、少しでも手元資金に残して投資の原資にして頂ければと思います。

税金の種類

早速ですが、税金には大きく分けて3つくらいの種類があります。

  1. 所得に対してかかる税金
  2. 消費に対してかかる税金
  3. 資産を所有することにかかる税金

所得に対してかかる税金は所得税や住民税が該当します。相続税や贈与税も同じ部類と考えています。税と社会保障には富の再分配という概念があり、所得の多い人ほど税率が高くなる仕組みになっていることが多いです。次に消費に対してかかる税金というのは、言わずもがなの消費税です。その他にも不動産購入時の登録免許税や酒税、タバコ税、揮発油税などもこの部類です。最後に資産を所有することにかかる税金は不動産に対する固定資産税や自動車税などがあげられます。

税の節約という観点では、多くが1の所得にかかる税金によるものです。2や3はあまり工夫できる余地がなく、知識として持っていて損はしませんが、得をすることもあまりないでしょう。本サイトでは、主に1の所得にかかる税金を中心に取り上げていきます。